桜木公民館調理実習室にて会員20名が参加して六つのメニューを実習しました。
@ホワイトシチュー H高
A豚汁 中華丼 O野
Bカレーライス H竜
Cミートソース S々木純
Dデザート M田
Eフライパン燻製 U田
F野菜サラダ S田
参加会員はそれぞれの実習したいメニューのテーブルに分かれ行いました。
@日高さんのペミカンは肉と紙のように薄く切った野菜を、じっくりと時間をかけてバターで炒め水分を飛ばしたものです。
カロリーが多く、自然のとろみがついたシチューで雪山にはもってこいのメニューです。飯盒炊飯の実践もあり、炊きあがったご飯を
シュラフに入れて保温する方法を教えてもらいました。
AO野さんのペミカンは豚肉と野菜をいためたもので、一つは味噌を入れ豚汁に、もう一つはしょうゆ味で味付けしとろみを
つけた中華丼です。K池さんの味付けはさすが、ご飯がすすむおいしいメニューです。
BH竜さんのペミカンは細かく切った野菜をカレールーで味付けしたオーソドックスなカレーです。ご本人があちこちつまみ
飲み食いをしている間に、U神さんや他の会員が作り上げていました。
CS々木純子さんのペミカンはひき肉と玉ねぎをしっかりいためたものでこれを水で伸ばし、ミートソースの元で味付けした
これもボリューム満点の作りやすいメニューです。色々なものにアレンジしやすく人参を入れてカレー味にすればキーマカ
レーにもなるとの事です。
DM田さんのデザートは「ココットカマン」と「ホワイトグラノーラ」の二点。どちらもナッツやチョコレートを使った栄養
豊かな甘みのあるお菓子で素敵な行動食になります。寒い雪山で食べたらエネルギーが湧き出るような美味しさです。
一人で黙々とお鍋をかき回しているM田さんの姿が印象的でした。
EU田さんはフライパンでの燻製作りを実践してくれました。桜のチップとザラメで材料は塩鮭、塩サバ、チーズ、かまぼこ
です。それぞれ15分〜20分ほどで出来上がるようです。酒のおつまみに最高の味、見る間に売り切れてしまいました。
FS田さんはレタスとミニトマト、大根の千切りのサラダを用意してくれました。さっぱりサラダはボリュームある主菜の箸
休めになりました。
どのテーブルも30分くらいの間に出来上がり、その後食べ歩きをし、あっという間に終了時間が来てしましました。後片付けも皆さんで協力して行い、無事に例会を終えました。
今回のメニューの中には山だけでなく日々の家庭料理でも使えるものがあり、参考になりました。
準備をして下さった運営委員の方々楽しくおいしい例会をありがとうございました。 (Mi.S記)
[ぺミカン]を学んで
12月第一例会報告
期 日;12月2日(火)
テーマ;「ペニカンを使った山の料理、他」
講 師;H高顕二
出席者;20名
「ペミカンを使った山の料理」
十二月の第一例会で、ぺミカン実習を体験させていただきました。
[ぺミカン]という名を聞いたことはあっても、ほとんどフリースドライ食品や高カロリーの補助食品で間に合わせていたので、勉強しようとも思っていなかったのですが、実習を体験して、シチューやカレー、ミートソース、豚汁などが手軽に作れ、しかも高カロリーなので、フリーズドライ食品では味わえない山での楽しみが可能であると思いました。
特に冬山は、温かく高カロリーな食事が一番重要になりますので、今年の冬山には是非ぺミカンを取り入れたいと考えています。そして、ぺミカンは、自分らしくアレンジ(嗜好)したものを研究すると、もっと山が楽しくなると感じました。
また、素晴らしい実習をお願いいたします。(Ku.K記)