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 10月第一例会報告 「山での外傷とその対処」

期 日;10月7日(火)
テーマ;「山での外傷とその対策」
講 師;S々木純子
出席者;24名

 登山中の外傷の中でも私たちが対処できるものについて指導していただく。初めにパワーポイントで説明頂いたのち、それぞれ参加者同士で傷口の洗浄と止血の方法を実際に練習してみる。その後、講師のS々木さんから、傷口を覆うための様々な種類の絆創膏?(ドレッシング材やラッピングフィルム)を紹介していただく。その後ファーストエイドにはどのようなものが必要かを考えた。三角巾はいろいろ共有できて便利、自分で処置できる範囲のものを用意する、市販消毒剤は必要か、痛み止めの薬は誰にでも安全か、など考えさせられる内容であった。参加した会員からはマダニや蜂に刺された時の体験、マキロンは効かないの?イソジンは?などの質問や活発な意見が飛び交い、有意義で楽しい例会になった。

今回の内容は登山中ばかりでなく、家庭でも必要な知識であるので、家の救急箱も再検討しようと思う。参加者のためにキャップや手袋など事前の用意や、実践的な講義をして下さったS々木さんに感謝します。参加者は24名。見知らぬ男性が違和感なく参加されていた不思議な夜。  (Mi.S記)

サムスプリントと穴が一つ開いた
      蓋のペットボトル

外傷の対処について、今まで自分が思っていた事と違っていた事もあり、大変参考になりました。特に、山に持参していく水は、飲み水しか考えていなく、怪我の消毒にも使える事を知り、山に水を持っていく大切さが良く分かりました。

止血の5分間についても、思っていたより長く、時間の経過は時計を見て、対応する事が必要だと思いました。自分も含め外傷の場面に居合わせた時は、慌てず学んだ事を思い出し、対応できたらと思います。

また今回学んだ事は、山だけでなく、色々な所でも参考になる知識だと思いました。

 S々木さん、ゴム手袋、お手製のペットボトルのキャップ、ご説明ありがとうございました。    (Yu.F記)

学習会資料

S講師

止血5分