百聞は一見に如かず    石巻復興支援

支援実施日;3月14日(夜)〜16日
参加メンバー;Hi.O、Ka.T、他27名

 今はワカメの出荷時期とのことで、初日は幾つかのグループに分かれ作業を行いました。私はビスターリの方とメカブと茎の分離を主体に作業しました。寒いと聞いていたのでしっかり着込みましたが、同行の方は非常に寒がっていました。

 翌早朝、石巻市小淵浜の宿泊地あたご荘を西に歩くと、目につくのはカラス、トンビ、カモメ等の鳥と重機そして一面に広がる更地でした。反対方向に4、5分歩くと、港には陸揚げされたワカメを運ぶ人々がもう働いていました。そのすぐそばの神社には昭和3年の大津波を伝える石碑が立ち、奥には今回も難を逃れたと思われる神社がありました。なんとも無念で複雑な気分になりました。

 女川漁港・地域医療センター、大川小学校、南三陸町と被災地を視察、帰埼しました。

 県連自然保護担当Kさんや他の参加者からの感慨深い話と共に、大震災の状況を目の当たりにして、『百聞は一見に如かず』とはよくいったものと改めてショックを受けました。

 見た目では復興はやっとスタート地点に立てた!!という状況と感じました。しかし、実際に被災した方の気持ちは私には想像出来ない深く複雑なものとも思っています。まだ、スタート地点にも立てない方もおられると思います。

 そんな中でも現地の方はありがたいことに笑顔で暖かいおもてなしで接して下さりホッと致しました。(Ka.T記)

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