セルフレスキュー研究 (1)
救助において遭難事故者を担ぎ上げる場合「1/3システム」があります。このシステムは皆さん聞き覚え、多少の体験があると思いますが。いざと言う場合このシステムは常に経験しておかないととても難しいです。今回の研究山行としては、ハイキングの際に簡単に誰でと言う前提に引上げ支点の構築を研究しました。
【提案1】ガルダーヒッチ(garda hitch) <ガルーダ>とも言う〉
@カラビナは同じタイプのカラビナを使用します。
A必ず引き上げるロープをつかんで、引かれる側のカラビナにロープを通します。
※勘違いで手首を廻し半マストしてしまう場合があります。
このガルダーは通常の装備品で引上げ支点の確保が出来やすく。どなたのも経験がし易く覚えられると今回確認できました。大宮労山の基本に出来ると考えます。
【提案3】マッシャー
以前はマッシャー(machard kont)この結び方をオートブロックと言っていましたが、最近はフリクションノット全体を総称する際にも使うので、この結び方のこれらの名称は「マッシャー」とのことです。
【提案2】クレムハイストノット(klemheist kont)
プルージック以上に締まり易く逆方向にも直ぐ解除できます。会としてもプルージックは大いに体験されていますが、ロープに太さ、濡れたロープ及び雪山山行によっては解除がしにくい場合が多々あります。クレムハイストノットの良さは移動性及び解除がしやすいことに感じます。
Aバッチマン
?オートブロック