戻る

11月第一例会報告

期 日;11月4日(火)
テーマ;「山筋ゴーゴー体操・実践編」
講 師;H高顕二
出席者;20名

 今年の10月中旬、飯田橋の日本勤労者山岳連盟本部にて、「山筋ゴーゴー体操」をH高さんと一緒に体験してきました。

「山筋ゴーゴー体操」は、日本勤労者山岳連盟女性委員会が大学の先生方とプロジェクトを組み、5年間女性登山者の体力測定を行い、登山に必要な体力維持は筋トレにあるとの結果を得て生まれた筋トレ体操です。

 当日は「ゴーゴー体操」監修者である石田良恵先生の指導の下、なぜ女性登山者の事故が多いか、年齢と筋力の関係、登山に必要な筋肉は、等を学び、開眼片足立ち(二分間)、椅子からの立ち上がり(十回を何秒でできるか)の体力年齢測定を行い、軽いウォーミングアップ後、実際に七種類の筋トレを実践しました。時間は20分ほどでしたが、体中が温まり、少し息も荒くなり、結構な運動量になりました。少しでも長く、安全に登山を楽しむために必要で有効な体操だと実感しました。

今月の第一例会ではその内容をもとに、H高さん作成のパワーポイントで内容を説明し、体力年齢測定、ストレッチでウォーミングアップ後、冊子付録のDVDを見ながら、筋トレとストレッチを参加会員20名と一緒に実践しました。体力年齢測定では二分間維持することができずにふらふらしてしまう会員を見て冷やかしや、笑いが生まれ和やかな例会でした。楽しい雰囲気の中、皆さんに伝達講習することができました。毎日はできなくても二日に一回の筋トレと20分間のジョギングをしたいと小さく誓った夜でした。

第一例会に参加して

 H高さんS田さんを講師に山で使う筋肉について教えて頂く。

まずは座学から『なぜ高齢者の登山事故が多いのか→それは加齢に伴う筋力の変化を自覚していないから→ではトレーニングして筋肉を鍛えよう。』を教えてもらう。

その後に、『ではあなたの体力年齢は?』片足立ち、イス立ち上がりで各自が自分の体力年齢をはかる。さすがにみなさん普段から鍛えているので体力年齢は20歳代から40歳代が多数いらっしゃいました。私も辛うじて40歳代の体力年齢と判定される。

いよいよ筋トレの開始です。S田講師の指導でストレッチから入り、筋トレを行い、ストレッチで終わりました。S田講師はヨガも教えているので教え方が上手くすんなりと行う事が出来ました。H高講師もポイントポイントで強調する箇所を補足で説明してくれました。筋トレはそんなに負荷は有りませんでしたが、続けて行くうちに汗も出て来て結構な運動量でした。スクワットではつま先と膝の向きを一致させると教えてもらったのが印象に残りました。膝痛をおこさない歩き方も同じように歩くのが良いようです。私はこれを意識して歩いています。

最初は正しいやり方で15分程度から初めて、慣れてきたら運動量を増やしましょうとの事です。週に2,3回を3ヶ月以上続けないと効果が出ない。『継続は力なり』この継続が一番難しいところです。でも、楽しく安全な山登りを続けるために皆さん頑張って実行しましょう。

H高さん、S田さん、ありがとうございます。   (Mi.T記)

山筋ゴーゴー体操を体験して 

山筋ゴーゴー体操は登山時報で知っていましたが、名前だけ程度でした。今回はその講習会とのこと。楽しみに参加しました。パワーポイントを使い、聞きやすい説明でよく分かりました。とても良い企画でした。

開講一番、開眼片足立ち二分間チェック。会場一瞬騒然となったが、アウトは私となんとHさん二人? 大ショック。翌朝挑戦してみました。できました! 両足とも。

体操は筋トレが九、ストレッチが五種です。これなら覚えられそうです。後は続けること。これが一番難しい。どうしようか。カレンダーに○×書き込んでやってみようか。鏡とかガラス窓の前でやってチェックした方がいいかな。少し恥ずかしいけど。

私にとって、今の登山ブームにとっても、とてもマッチしたものが発表されたと思います。いつまで山登りできるかー心配事です。時間にも余裕が出てきました。日課のどこかに繰り込み頑張ってみたいと思いました。  (S藤秋夫記)

学習会資料

「山筋ゴーゴー体操」はA6版のコンパクトサイズで二百円で日本勤労者山岳連盟から発行されています。さらに詳しい内容と筋トレ・ストレッチ編のDVDがついた冊子
(税込み1.620円)も販売されています。

 また、H高さんからパソコンメールで当日の資料(含:体操の記録用紙(エクセルファイル))が送付されている筈ですので皆さん実践していきましょう。