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六月 第一例会報告

期 日;6月3日(火)
テーマ;「読図」
講 師;H高顕一

「地形図を利用して山行する」

日高顕一さんを講師に二十四名ほどが参加する。日高さん作成のパワーポイントと資料を使って行われた。

地図はいつ確認するのか?という問題提起から始まり、地図の種類や地図の見方、コンパスを使った現在位置の見極め方など盛りだくさんである。現在位置を見定める演習では、数学がお得意の会員たちからご自分の測定法を披露されるなど積極的なお姿が見られた。地図上にポイントされた地点での周囲の状況(ピークや支尾根など)を読み取る演習は時間が短かったので家に帰って復習した。現在地の見極め方は周囲の目立つピークを利用するので、山座同定が必要である。

今回の講習は今の私にはどれも必要で大切な内容であった。最近の山行で地図を上手に利用している会員の姿を見た。お一人はHさん、徳重さん追悼山行で常に地図を片手に周囲の尾根などを見ながら登っていた。もうお一人はKさん、甲武信ヶ岳山行でピークにつくと必ず地図を取り出し山座同定し尾根のつながりなどを確認されていた。いつも一般的な登山道を歩いている私は分岐に来たらおもむろに地図とコンパスを取り出して進行方向を確認するくらいであるが、今回の講習や上手に地図を利用している会員の方々の方法を参考にして地図読みの技術を高めてゆきたい。まずは歩行中すぐに地図を取り出せるような工夫をし、現在地を確認しながら歩けるようになりたい。今回の講習は演習もあり、説明も明確でわかりやすく楽しいものでした。

 H高さん、例会を企画してくださった運営委員の方々に感謝します。   (S田記)