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テント泊で、千葉の山へ6人で出発。「千葉に山があるのですか」という方へ。あるのですよ。

今回の目的は大山千枚田と、その千枚田がライトアップを、来年の1月5日までしているということをテレビで知り、どうしても見たくなりました。我々1日目は房州アルプスへ。

計画では、夜、テントを張ったら、夕食を食べ、大山千枚田のライトアップを見る予定でしたが、昼間の房州アプスがちょっと厳しく、正直、疲れました。よって、今回は、明日、昼間の大山千枚田を訪れよう、大山千枚田にも山はあるはずだから、ライトアップは次回ということになった。

夜は鴨川の内浦山県民の森キャンプ場を利用させてもらいました。設備の整ったきれいなキャンプ場だった。

その日の夕食は珍しく外食。皆、新鮮なお刺身が食べられると、大喜び。お腹いっぱい、お酒いっぱい(?)にして、テント場へ帰る。

テントの中では、手術後初めてのテント泊の世古さん、久しぶり、遠い秩父から出てきた、元会長O栗さん、今日一日中、運転をしてくさったK原塚さん、そして、いつもの仲よしメンバーのS々木さん、W部さん達と夜遅くまで、語らい。これからの日本の将来について。そして、大宮労山のこれからについて、大宮労山五十周年にむけて、O野会長を中心に頑張って行こうと、意思統一。その後、静かにおやすみなさい。鹿の元気な鳴き声を聞きながら、皆さん深い眠りに。

二日目、大山千枚田、二ツ山ハイキング。ライトアップをしているので、案内板と、立派な駐車場があった。

大山千枚田は房総半島のほぼ真ん中にあり、東京から一番近い「日本の棚田百選」です。

まさに田んぼの階段。田んぼには水が必要だけど、あたりには、ため池もなし、高い山も、無、ここは日本で唯一雨水のみで耕作している天水田だそうです。雨が多いのだろうか。それにしても、今のような異常気象の日本、心配ですね。また、米作りは今や、機械化が進んでいますが、こういう段々畑は大変ですね。

それに高齢化もしていることでしょう。かつて、狭い日本には、こんな、農村はあちこちにたくさんあったことでしょう。野山を開墾した先人たちには頭が下がります。それなのに、今の我々世代がドンドン壊しています。本当にもうしわけないですね。頑張って農村を守ろうとしている人達に応援したい。でも、なにも、出来ない自分が情けない。ここの大山千枚田は日本の農村の原風景です。

午後3時、埼玉に向かって館山自動車道、アクアライン、首都高速で大宮着。

大山千枚田のライトアップはこの次のお楽しみ。二日間、あの迷路のような難しい首都高を一人で運転を頑張ったK原塚さん、ありがとうございました。

(私もこの首都高は何度もチャレンジしたことありますが、車にナビが付いていても、緊張、間違えて、とんでもない遠回りをしたり、苦い経験があります)さぞ、お疲れになったことでしょう。すみません。

大山千枚田のライトアップはその後、新年ハイキングの下見のかえり、私、わがままを言い、O知さんに連れて行ってもらいました。(hama記)

この地に「鴨川自然王国」という看板を見て、コーヒーが飲めるらしいので、訪ねてみました。藤本敏夫記念館、(歌手の加藤登紀子さんのご主人)が、ありました。子供を背負って農作業をしていた女性に話しかけると「加藤登紀子の次女」とおっしゃっていました。綺麗な方です。

素敵なログ風なレストラン、そこで、コーヒー、本格ブルガニア産ローズロシア紅茶、自家製味噌を使ったスイーツをゆっくり味わいました。

その後、頑張って、二ツ山ハイキング。車道から山道になって、すぐ、山頂。北側の木が狩り払われ、展望抜群。

私、よく千葉の山に登っていますが、千葉の山は特徴がなく、遠くに見える山名が言えないのが、悲しい。

千葉の最高峰「愛宕山」はすぐ、隣り。この山は自衛隊が分捕っていて、やたらに登れない。電波塔が幾本も建っていた。千葉の最高峰だから、今度なんとかして、登りたい。

「千葉に山があるのですか…?」という方へ

              あるのです!

山行実施日;11月23日〜24日
参加メンバー;Ki.K、Ma.S、Yo.S、Ki.W、Hi.O、hama