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ときめく妙義山

山行実施日;4月26日
参加メンバー;Kz.O、Ke.H、Na.G、Mi.S、Ky.T、To.S

 登山の翌日、布団から出た私の右脚は立派な三浦大根。それは押すとへこみ、売り物にならない代物だ。しかし五日も過ぎると、一件落着。だが膝だけは違和感があり、完治は無理のようだ。

 我々はゆったりサイズのレンタカーで、中之嶽駐車場に到着。群馬県警と妙義山の警備隊員、十数名が遭難防止のチラシを配布している。ベテランの死亡者、怪我人が多数出ているので、気をつけるように忠告を受ける。

 計画書を手渡し、長い石段を登り出す。間もなく、大きな滑り台のような大岩。ロープに鎖の連続となる。随分と歩いた気がしたが、やっと最初のピークの中之岳に辿り着く。東岳へは、事故多発地帯のこぶ岩の痩せ岩稜を歩く。安全そうな所で小休止を取りながら素晴らしい景色を満喫する。「まさに桃源郷だ。」の声がする。ゆっくりと深呼吸をする。何よりも美味しい御馳走だ。

「危」マークのある鷹戻しの頭に、ホッキリ。やっと下りかと思えば、長い梯子を登ったり降りたり、またまた長い鎖のトラバース。やっと中間道に出て一安心。

妙義山は奇岩、怪岩の温床だ。槍のようにそびえ立つ独特の光景は、高速道路からでもよく見える。

危険が満載な山だが、とても魅力がある。ルートも多く、また機会があれば挑戦したい。思い出のある裏妙義の谷急山や丁須岩にも行きたい。だが年齢の壁がある。それこそ「危」マークだ。

今回は男性三名が各々の長所を生かし、女性三名は大助かりでした。  

楽しい山行はチャレンジしたくなる。

もう少しの間登れるかなと嬉しくなった山行でした。
        (Na.G記)