今回の山行はH谷川さんのかけ声に賛同して参加することにしたものです。若干、当初の主旨変更と相成ったが、それはそれで新春を迎えての雪山行です。

2月11日(土)大宮西口 

 K原塚車(T川・O川)とT塚車(T野・H谷川)計6名。

今回はT野さん・K原塚さんとは初めての山行で興味深い。道路は渋滞もなく、順調に進み霧積温泉駐車場にて準備する。今回の山行で共同装備7・8人テント(2.7kg)を持つことにした。これで私の共同装備は各種一巡した。人が言うほど負荷の感じは受けなかったが、本体は容量が大きくザックからの小物の出し入れには面倒がある。

途中にアイスクライミングのパーティを見かけたが氷の状態はまだ薄い感じである。(T野さん情報)

初めは雪量が少なく拍子抜けしていたが、高度が上がるとそれなり積雪である。十六曲峠を経由して程なくテント場に最適な平地がある。

本来は鼻曲山峠付近にテント場を計画していた。若干、風が吹いていたこともあったが、女子部4名のここと決めたら天の声である。即、決定した。

7・8人用は、ザックを入れ込んでも余裕があり最適環境がつくれた。T野さん、K原塚さんとは始めてのテント泊ですが、お二人の会話には親近感が漂い楽しい夕べが広がりました。以前から、T野さんのネパール遠征等で体力の強さは聞いていましたが。服装並びに装備等には、大宮労山「女子登攀部」の風合いが漂っています。サクサクと無駄のない歩きで感心する。食担はT川さんで、パスタを美味しくいただけました。

2月12日(日)

 低山で軽く見ていた山でしたが、中々雪山の入門編・訓練山行として、距離・積雪等で最適な山です。頂上直下には先頭で歩いていたので、どなたかに先陣をと声を掛けましたが一度来ているとのことで、私が、そのまま先頭で進ませて貰いました。頂上まで7〜8m間は腰までのラッセルでいい気分に浸りました。

快晴で360度の展望です。目の前には浅間山が構えています。遠くに富士山が見えて感激です。風もなくユッタリと山並を堪能できた。

テント場までの下山中3組の方に合う。更に撤収後の下山では3組に会うが時間が遅いと思うがいける所までとのこと。

下山のお湯は、かの有名な金湯館です。近年では作家森村誠一「人間の証明」の舞台となった山奥の一軒宿。古くは勝海舟も湯治の訪れた秘湯。または明治憲法も草案された近代日本の支えた歴史ある宿です。

お湯の温度は低いが長湯ができ調度よい。T塚さんお気に入りで4〜5回来ており、お気に入りの場所でした。

お茶をいただきますが、お茶有卦の小梅が美味しくいくつも食べられました。紅葉の時期も最適です。家族サービスをして、ポイントを稼ぐのにいいかも・・・。もう一度いきたい。山、宿でした。

今回の反省点は(1)共同装備品を準備していながら、車の中にしまい込んでしまう。(スコップ)

やはり前もって共同装備一覧に基づき参加者の責任分担を明確にしておかないといけない。当日に於いて、「この品ザックに納まる人は・・・もってほしい」等は避けなければいけない。(Se.O記)

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歴史ある金湯館入口

もう一度行きたい

    鼻曲山と金湯館の湯

山行実施日;1月11日〜12日
参加メンバー;Sa.H、Yo.T、Se.O、Ka.T、Ry.K、Ka.T、Ki.K