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山行実施日;11月6日
参加メンバー;Mi.I、Ka.T、他4

大嶺高原七色大楓(鷹狩山)

三方分山‐富士御坂山塊

 以前来た福島市花見山にブルーシートの塊がたくさん置いてあったが今回は見当たらなかった。一日も早く放射能の影響を除き、子供たちにも安心して住める福島になって欲しい。そして、行きたい方誰もが、福島のほんとうの空に映える紅葉が見られることを切に願う。

 展望台広場からは、大町市街がよく見渡せる。が、案の定台風の影響のため、市街の上の北アルプスは分厚い雲の中。展望案内板では雪を頂いた白馬、鹿島槍など名峰がズラッと横一列に並んでいる。

 展望台の横には観光客の車が停めてある。が、地図には車道は載っていない。日曜日予定のハイクのための案内もあるが、それでも分岐等もあり所々でどちらへ行くべきか考えさせられる。会報にあった道迷いの心理状態を思い出す、なんとか冷静に対応出来た。が、地図読みはまだまだ未熟と改めて感じ、帰ってからまたI講師の『道迷いの心理』読み返した。

 霊松寺、大峰高原七色大楓を見学し、川越駅に21時に到着、信濃大町は埼玉からかなり遠い。『良く晴れた日に』、北アを観ながら、花・紅葉を愛でたい里山!!と感じた。

鷹狩山‐信濃大町

山行実施日;10月23日
参加メンバー;Ma.S、To.F、Ka.T、他2

ほんとうの空の下

  紅葉を求めて・・・・紅葉の山三座

安達太良山‐福島

山行実施日;10月3日
参加メンバー;Ka.T、他6

 全く例会に出られない状況の中、会報に例会の内容が掲載されており、いつもありがたく読ませていただいている。10月号に例会における『道迷い』の記事があったので山行日前日に目を通して出掛けた。

 鷹狩山直下のミニ植物園にはシュンラン、ササバギンラン、キキョウなどの名札があるがマツムシソウを除き花も葉も確認出来ない。下山時にはユリと思われる株を誰かが見つけた、笹のような葉がついていたのでササユリだろうか?

 緑色に混じり、赤や黄に色付いている木々もある。心を和ませる薄黄色の葉が印象的な葉の木には『○○カエデ(名前は忘れました)』と名札がついている。葉はカエデの語源とされる蛙の手のようには別れていない。ウリハダカエデと名札のある木もある。幹の肌からして漢字は『瓜肌楓】だろう。

 安達太良山は放射線量の値が大きい山と言うことで「行きたいけれど・・・」と断念した方もある。新聞欄では福島の値は他地域より一桁多い。1023日の福島の値は0.35埼玉は0.049(マイクロシーベルト毎時、原子力規制委員会発表)。放射線量の高い山の空では本当の空とは言えない。

 ゴンドラから降り、霧雨混じりのガスの中を30分程度の登りで、思っていた以上の一面の紅葉に遭遇。一瞬、ほんの一部だが青空が覗き、紅葉に日が刺さる。来た甲斐があった。しかし、視界不良の上、風も強く肌寒いので山頂は諦め、エスケープルートを下る。風も凌げ、比較的に紅葉の綺麗な場所で遅い昼食を摂る。くろがね小屋付近の斜面は綺麗に色付いて見える(隣の花は赤い!)。リンドウの紫の花、ツルリンドウの赤い実を見ながら下山した。

 富士山と紅葉のコラボレーションを期待しての山行。精進湖畔の駐車場辺りでは大室山を抱いた富士山が靄と逆光の中ではあるが見られたが。歩くに従い見えなくなってしまう。

山頂付近ではもう赤黄色の葉がたくさん落ちている。中腹から麓にかけて特にパノラマ台付近の木々は赤黄に程よく色付いた大きな木がたくさんあり、前・右・左そして上と楽しみながら歩く。低い木立の多い安達太良山とは違った趣である。

 パノラマ台でやっと富士山の谷筋に雪のある頂きだけが見える。富士に露出を合わせると紅葉は真っ黒、紅葉に露出を合わせると富士は雲と同じ真っ白・・・残念!!

 立ち寄った河口湖北岸では湖面の上のシルエットの富士山の横に鋭く尖った三日月と金星が冷え冷えとした光を放っている。ライトアップされた紅葉と富士を車の中で見ながら帰って来た。

安達太良山にて

鷹狩山山麓霊松寺

三方分山にて

富士と紅葉と(三方分山)