竜喰谷 今季初めての沢
大所帯なのに できすぎのタイム
早速、明日へ楽しい山行にするため乾杯です。次にU車(R嬢)が到着。R嬢は一升を抱えての登場です。Uさんは趣味で作っている燻製を持ってきてくれまして乾杯。これがまた美味で、お酒がすすみます。最後は、S車(U、S)が到着。更につまみが揃い今夜3回目の乾杯でたっぷりとご馳走になりました。
翌朝5時起床。6時30分石楠花橋着。車3台は下山地点の民宿「みはらし」駐車場に移動して、2台デポ(500円/一台)そのほかの参加者は準備後、Sリーダーより入渓地探索の指令がでまして全員で探す。探索中に地元人から、「くれぐれも釣り人とのトラブルを起こさないよう」注意を受ける。適した入渓地の情報は教えてはくれませんでした。林道から踏み跡があり、(7時40分)一之瀬川に下り、本流を徒渉して出合に着く。今回はニューの沢くつです。問題なく渡れます。竜喰谷出合ノ滝で右壁を直登する。更に進んで下駄小屋ノ滝は釜をへつり、左のリッジから登ります。末広がりのナメ滝10mから階段状2段8×10m発泡スチロール滝の中央部をシャワークライミングで登るとなっていましたが、Sさん挑戦しましたが、流水に負けてやめてしまう。Siちゃんに声をかけて、二人で中央部を直登しました。更にIさんも続きました。
巾広5m
山行実施日;6月16日〜17日
参加メンバー;Sh.S、Ta.S、Ru.T、Sa.H、Ku.U、To.U、Tu.T、Se.O、Yu.I
下駄小屋の滝へ釜をへつり
6/17(月)BP7:00−石楠花橋・・・7:49 8m幅広の滝(弥惣小屋ノ滝)・・・8:00 釜のある2m滝のへつり
・・・8:40 12m下駄小屋ノ滝(ザイル)・・・9:16 10mナメ滝・・・9:308m逆くの字滝
・・・9:50 10m曲り滝下(ザイル)・・・11:22滝上・・・11:26中ノ平沢出合(すぐ奥に石積みの堰堤)
・・・11:40 4m二条ノ滝・・・11:50流木の架かる4mノ滝・・・13:16井戸沢の出合・・・13:28 5mCS滝
・・・14:03二俣・・・14:18大常木林道(ここより東へは通行止めの看板有り)
・・・15:53三ノ瀬−車の回収−のめこいの湯−21:00帰埼
U氏作燻製4品盛り
本日の核心部になります。曲がり滝10m。滝は直爆で見ただけで心臓の鼓動が高まります。一応残置ハーケンがある。高巻くと思いきや、リーダーSさん、おもむろに取り付く準備です。準備している後姿は「待ってました。スーさん」と声をかけそうです。ビレイヤーはR嬢です。リーダーは濡れた壁を慎重に登っていきます。見ている方としては緊張感が増します。無事ロープ下ろしてもらい安全に登ることができました。
ここ何度かクライミングジムまたは外岩で訓練していましたので気持ち的に余裕がありますが、濡れた岩はかなり緊張します。(外岩では、多少の雨模様であっても濡れた岩の経験も必要・・・・。)今回ビレイ器具「レベルソ」での引き上げ体験ができました。小休止をして4mCS・2条4m・2条4×10m・2条CSと徐々に細くなる沢を進むと遡行終了点の大常木林道14時50分)に着く。
全員で握手をして達成感に浸りました。計7時間10分です。(休憩込み)計画時間は6時間30分であるが全員が直登で進み、ロープ4本出したにもかかわらずこのタイムは出来すぎではないか。
装備の片付け、着替えなどをして下山します。分岐があり、上に上りトラバースを続ける道と谷に沿って下る道と分かれますが、デポした車は上の道になります。木々と草花を見ながらしばらく下山道を歩いていきますと駐車場の民宿「みはらし」にようやく着きました。
上田作 燻製4品盛り
荷物を整理していると温いお茶と漬物のサービスがあり、(ビールのつまみにも合う漬物)駐車料2台千円でこのサービスは申し訳ない感じである。2台に分乗して石楠花橋の駐車所に戻り温泉「のめこいの湯」(600円)でお湯に浸かり癒されました。清算と食事も一緒にできました。ここで解散となります。
今回、Sリーダーの活躍が大であります。又Hサブリーダーにも果敢に挑戦していただき全員が直登できた事に対して、お二人に感謝を申しあげます。
ありがとうございました。 (Se.O記)
曲がり滝10m