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両神山  天下の百名山をまだ見ぬ北アルプスの

   予行演習にしてしまっては不遜か?

山行実施日;4月27日
参加メンバー;Mi.T、Kz.O

 今回は、大宮労山のKさんに両神山に連れて行って頂きました。まったくの偶然ですが、前日、群馬県上野村の山に(山に柴刈りではなく)仕事で行ってまして、二万五千分の一地形図「両神山」に載っている山に二日連続で行くということで、何か縁を感じたものです。

 それはさておき、朝5時半に大宮を出発し、車で2時間半かけて(すみません、運転はすべてKさんでした)八丁トンネル駐車場から8時過ぎに出発し、八丁峠に向けて歩き始めました。

 道は、最初から急登だったので体調を整えるために自重しながら男二人で黙々と登っていきました。コースとしては、たまに鎖やロープがあり、まあまあおもしろかったですが、だいたいは樹木に包まれ見晴らしはほとんどありませんでした。

 そうこうしているうちに1時間弱で八丁峠に辿り着きました。そこからは、高低差はだいぶありましたが基本的に尾根道で、ところどころですばらしい眺望に接することができました。

峠から1時間ほどで西岳に着きました。ここから東岳までが岩場の多いメインコースに入っていくということで、わくわくしながら出発しました。合計で十カ所以上の高低差のある鎖場が続き、初めての経験だったので、大変ながらも非常におもしろく登ることができました。

東岳から両神山頂上までは、比較的穏やかな尾根道を行き30分少しで両神山頂上に到着しました。頂上では360度の眺望がすばらしく、しばし見とれていました。

ここからは、もと来た道を帰るコースでした。往きが大変な鎖場の連続だったので、下りはさぞかし危ないのではと、どきどきしながら下って行きました。

ここで初めて分かったのは、確かに登りより下りの方があぶないのですが、後ろ向きの下降というのは、以外と楽だなと感じました。Kさんから後で聞いたのですが、北アルプスへの最初の一歩のつもりで企画して頂いたみたいで感謝しています。(次は雪のなくなった八ヶ岳とのこと:楽しみです)

 今回の山行で学んだことは
 @  鎖場では鎖に体重を預けないこと
 A  少し急な(あるいは段差が大きい)ところを下る時は「後ろ向き」が楽  で・安全
 Bストックの使い方

私は左膝にちょっと問題があるので、特に下りのストックは必需品なのすが、急坂や鎖場・ロープでのトラバース等では、逆に極めて邪魔になります。今後は、ストックの扱いを考えて行こうと思います。

(基本は、素早く長さ調整ができる構造の物に替えて、腰袋等にしまうよう考えて行きたいと思いますが、何か名案があったら教えてくださ〜い)

コースタイム
大宮5:30−関越道−東松山IC−花園IC−皆野寄居自動車道−八丁トンネル駐車場8:00、8:10・・・八丁峠8:55・・・西岳9:55・・・東岳10:55・・・両神山11:30/12:00・・・東岳12:35・・・西岳13:35・・・八丁峠14:30・・・八丁トンネル駐車場15:25、15:40−大宮18:50

           (Kz.O記)