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  百名山「恵那山(えなさん)2191

     あなたは人を信じますか? ナビを信じますか?

百名山目的で登っていないが、ここ数回頂上までいけない事が続き消化不良を起こしている。今回は天候も含め少人数であり期待感でわくわくした状態である。トンネル天井崩落事故の笹子トンネルは片側通行になりトンネル前後渋滞が起きたが、他は問題なくスムーズの通行ができた。飯田山本IC下車して国道に入ったらコンビニがなく買いそびれてしまう。行動食と皆さんからの協力で問題ない。

駐車場ゲート脇から舗装された林道を歩く。崩落箇所が多く注意しながらいく。トンネルを潜ると間もなく恵那山登山口掛かる。つり橋を渡ると、適度な平地があり今日のテント場となる。沢があり水の心配がなく環境は良い。夕食には、時間があり2時過ぎには宴会が開始される次第。各自持参したお酒類はビール、ウィスキー、泡盛等など結構度数が高い種類が多い。食事も含め美味しく頂けたが今回は大分飲みすぎて早々にシュラフに入り込む。

翌日は330起床 朝の食担Hさんは、まるちゃんの“うどん”でウィンナーもある。なんか組み合わせ悪そうである。結果ウィンナーは一緒にしない事に全員で決めた。Iさんの調理で粉末入れ二人で味見をするが、何かおかしい。うどんでありしょう油味と思い込んでいるため顔を合わした。改めて袋を見ると、なんと、うどんの味はチゲ味である。これによりウィンナーが入ることで結果オーライであった。Hさん具材は問題なかった。〈 人の思い込みとしては、更に帰路に於いても引き起こすことになる。 〉 

600ヘッテン付けて登りだす。徐々に高度が上がるにしたがい樹林帯から朝焼けが見え出して幻想的な光景が映りだす。雪質が粉雪でさらさらで踏み後をつけても、流れ出す感じである。トレースがあるが効果はうすい感じである。中間地点を望むと7〜8人パーティーがいた。昨日小屋泊で下山中である。我々が4時間経過した頃、早いピッチで2人パーティーが登ってきた。2時間半で来ている。稜線にでて間もなく恵那山頂上2191mに到達する。やぐらが設置してあるが展望は良くない。

行動時間
1/12 集合6:30川島IC7:10−中央道(3750円)−飯田山本10:50
     −阿智村駐車場12:20・・・登山口13:10、テント設営13:20
1/13 起床3:30/テント場発6:00・・・恵那山10:40・・・テント場    13:50撤収

 この場所は偽頂上で、更に小屋がありその上が本物の頂上との話もあるとのこと。先ほどのパーティーが泊まった小屋がある。中は綺麗に管理されており非常用として薪とストーブが置いてある。近くで追い抜いた2人パーティーが食事の準備をしていたが、いろいろな話を聞けて先ほどの頂上が正式のものであることが判明した。小高い岩丘に登ると南アルプスの山並み及び富士山も望めて絶景である。博学士Hさんに楽しい山の解説をしてもらう。しかし富士山を基点として、左右の山の名前は聞きなおす度に違ってくる・・・・・。

下山では、足の強さを知るため少しピッチを上げた。両足首にテーピングしてあり安定していた。汗もかいて気持ちよい。1350にはテント場に着く。撤収作業、ザック整理中スカート部亀裂発生した。冷えている中無理やり押し込んだためである。押し込みすぎは駄目である。

村営の銭湯(500円)に入り食事もできた。帰路の渋滞を心配したが、笹子トンネル以外は問題ない。しかし順調に来たものの川島IC下車してからHさん以外の人の思い込みが激しく大きな倉庫を左折すべきとの意見が強い。Hさんナビに過去の走行破線があり、この交差点でと言いつつも、他の人は大きな倉庫がないので、もっと前方に進めの人間ナビの声が強い。(前回も同様なことが起きたとの事)行けどもいけども大きな倉庫はない。なんのことはない。思い込みで指示していたものである。大きな倉庫は東松山IC下車したときの大きな倉庫が目印であった。順調に来ていたものの遠回りする羽目になる。人の思い込みは禁物である。  (Se.O記)

あなたは人を信じますか?ナビを信じますか? 〉 帰りまで飽きない楽しい山行であった