年越し「
魔法の如く出てくる酒
昨年始めて年越し山行を経験した。生憎天候が悪くいまひとつの感があり、今回に望みをかけた参加表明である。当初の計画では12/29夜発であったが、天候が悪く一日伸ばしての山行である。これが功をそうして快晴である。今回年越し祝いを兼ねて、今まで飲み惜しんできた銘酒「越の寒梅」1.8Lを密かにザックに入れて持っていく。しかし体調と共に余分な加重が重石になったのか、30分位で歩行困難になる。頼もしい強力Mi.Tさんに担いでもらうしだいである。(トホホ情けない)樹林帯の行動で展望はあまりよくないが天候がよい。ジクザク坂、急登、岩稜越えもあり、アルパイン系で少々難しい登攀もある。5時間半で小無間小屋に着き早速テントを張る準備に入るが、ここで大きなミスが発生した。
テントポールの不良品を持ち込んでしまう。急遽小屋に移動することにした。入室できたことは幸いした。午後からは風が強くテントでは悲惨なことになるくらいの風が吹き荒れた。小屋の中に焚き火が出来る炉があり、Hi.Tさん、早速薪の用意をしたが、小屋の構造上煙がスムーズに立ち上らず部屋中、煙だらけ必死に燃やし続けるが一向に燃えず。衣類に煙が付着して帰るまで匂いがまとわり付いてしまう。良かれと思い懸命の努力は買うが、大変迷惑な焚き火となる。後から、3人パーティが小屋の下見に来たが、室内が煙だらけと7割方我々が占めてしまい。テントにすることに決めた様子。取りあえず落ち着いたところで恒例の飲酒タイム、先ず「越の寒梅」で乾杯する。夕食まで飲み続ける。
1/2 起床6:00 小屋8:00は出発する。順著な下山が続き、登山口には10:55到着する。近隣に温泉が無く、静岡市内の「美肌の湯」まで車を飛ばし、正月料金1000円で疲れを癒しました。
帰りは、(東名)御殿場IC手前で下車− 一般道路 −(中央道)大月ICで(圏央道)川島ICまで渋滞にはまらず順調な帰路となる。
今回も登頂できず消化不良であった。次回の1/12恵那山に期待したい。(Se.O記)
山行実施日;12月29日〜1月2日
参加メンバー;Hi.T、Yo.T、Mi.T、Se.O
12/30 大宮集合20:00−首都高速−新東名高速−新清水IC21:10−田代駐車場仮眠1:20
12/31 駐車場出発8:00−登山口8:20・・・雷段8:50・・・小無間小屋13:30
01/01 起床3:00/小屋発6:30・・・小無間山10:40・・・小無限小屋12:00
01/02 小屋発8:00・・・雷段10:20・・・登山口10:50・・・駐車場11:00