千葉・高塚山・城山・大山
大木のアロエ 仔連れ獅子
早春の千葉を楽しむ
山行実施日;2011.01.09-10
参加メンバー;Hi.O、hama、To.F、To.S
二日目は一等三角点のある館山の「大山」に登る。白浜から館山まで車で1時間近くかかるのにまたまたおかみさんが送ってくださった。大山の登山口がわからず、車を路肩に止め、いっしょに探してくださったりで、初めてこの土地に来た者として本当に大助かりでした。登山口がやっと見つかり、おかみさんと別れ「庄次郎」という民宿の裏から登り始める。細い竹が密集している中を登山道はのびている。人の背丈の倍以上はある竹藪をぬけると、今度は樹林帯、マテバシイの中の急登。ロープが何本も上からぶら下がり一歩進むたびに、ザラザラと、登山道がどんどん崩れ、滑りやすい。(思い出しました、伊予が岳もこんな山道だった)ザラザラ、フウフウしながら這いあがると、今までの薄暗い山道がパッと開け、文句なしに眺め抜群、大パノラマ。冷たい風が汗びっしょりの顔にあたり、気持ちがいい。ゴウゴウすごい風の音。「着いたよ」Hi.O小栗さんの明るい声。真っ青な海、荒々しい波しぶき、正面には、うっすらと伊豆大島が海に浮かんでいた。その左にも小さな島が(島の名前がわかりません)泳ぎの得意な夫は盛んに「大島まで泳いで行けそう」と、興奮している。海が大好きなのです。ガイドブックには富士山や南アルプス、伊豆七島が見える山とありましたが、残念、この日は二島しか見えなかった。山頂には「房の大山」と記された山頂標識と一等三角点があった。千葉は暖かいと思っていたが、この日は風が強く、すぐに寒くなった。歯がガタガタなる。展望を楽しみたいと思っても、寒すぎ。そうそうに引き上げた。
下山は往路とは違うもう一本の坂田までの登山道を進む。山頂部の木が生い茂っている方に、廃屋(?)あり。また、尾根には不思議な穴がいくつもある。人が横になって寝られるくらいの穴。(?)そして、麓近くまで下りてくると、今度はレンガのトンネル、その隣には防空壕らしきものあり。夫は覗き込もうと入って行った。「酸欠になるよ」の声にびっくりして引き返してきた。中は真っ暗だけど、左側に入ってすぐ右側に道が曲がり、通路(?)部屋らしきものがあった。と、言っていた。後で調べると弾薬庫、旧陸軍の遺構だとわかる。戦後65年たった今もこうして残されているとは、複雑な心境だった。「坂田」バス停から館山駅に行き、おいしいお寿司を食べ12時30分高速バスにのり、14時30分東京駅着。民宿「南荘」のおかみさん、何から何まで、たいへんお世話になりました。(hama記)
朝食メニュー
・ご飯
・味噌汁(わかめ、えのき)
・生卵(ぷりんぷりん、新鮮)
・アジの干物(しっとり)
・梅干し
・ひじきの煮物
・のり
・おなめ
・納豆
・サラダ
・おでん
夕ご飯メニュー
・刺身(あおりいか、いわし、めじまぐろ)
・車エビ(大)のフライ
・茶碗蒸し
・からなます(おから、わかめ)
・鍋(白菜、カニ、タラ、しらたき、ねぎ、)
・大根の漬物
・きんせんかの花の天ぷら
・きんめだいの姿煮(約40p)
・ごはん
・みかん
民宿「南荘」 |