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   第2回大宮労山祭・渓流釣りの部

        初心者 簡単に釣れるわけないよね〜

    山行実施日;2010.09.19
    参加メンバー;Ma.AKy.TKi.K

渓流釣りグループはお師匠さんのMa.Aさんの車で、Ky.Tさんとわたしの三人で7時過ぎにキャンプ場をあとに目的の舟岐川に沿って通っている林道に入りました。林道の所々には大宮ナンバーの車が数台止まっていました。林道下の舟岐川には人影もちらほら見え、連休でしかも今シーズン最後の渓流釣りを楽しむ人達なのでしょうか、そして人気の場所でもあるのでしょう。しばらく走って人影も見えなくなった所で、路肩に駐車し少し歩いて橋のたもとから、川原に下りて早速仕掛けを見てもらって、Ma.Aさんに用意していただいたエサのみみずとぶどう虫を頂き、ぶどう虫のほうを針につけました。Ky.Tさんに「エサは虫の目の少し下につけるみたいよ。」と、アドバイスしてもらってうじ虫を大きくした様な、もぞもぞと動くぶどう虫を何とか針に付けましたが、初めてのこともあって、気持ちの悪い様なそれでいて可愛そうな気にもなりました。何回か川底に糸をたれたところで、糸が引っ張られて竿が上がりません。強く引っ張りあげたら糸が切れてしまいました。Ma.Aさんに早くも、「S0S」 川底の石に針を引っ掛けてしまったのでした。この後も何回も石に引っ掛けたり、木の枝にひっかけたりでそのたびに、Ma.Aさんに見えるか見えない位の細い糸に、重りや針を付ける面倒な仕掛け作りをしていただくことになりました。お師匠さんはその都度「釣りはこんなものだよ。」と心よく直してくれました。釣りを中断させて申し訳ない、という気持ちと仕掛けや針は幾つも初めてとは言え用意するものと思い少し落ち込んでしまいました。Ky.Tさんは釣具屋さんに行って色々聞いたり、準備もしていたので自分でしていました。私は反省することしきりでしたが、久し振りに綺麗な青空の下で気持ちの良い川原歩きができ、その上、ひょっとしたらの欲張りな気持ちも加わって、渓流釣り初体験は、最後までわくわくしながら楽しみました。今度またこう言う機会があったら仕掛けやエサの準備もして参加したいと思います。

成果の程ですが、わたしには魚は影も形もみえなかったのですが、Ma.Aさんは私がさんざん荒らした場所で見事イワナを釣り上げました。帰りはMa.AさんにGPSを見せていただき場所の測定をして藪こきの気分を味わって林道にでました。GPSを見るのは初めてで、自分達の居る場所を地図上で特定でき、コースもインプットされている事にびっくりしました。これからは登山の方法も少しずつ変わって行くのかなとも思いました。

帰りにお師匠さんの小粋な計らいで駒の湯温泉でさっぱりした後、向かいの農協のスーパーに寄って、イワナと一文字違いのいわしを買ってキャンプファイヤーの酒の肴にしました。