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日光・女峰〜小真名子・大真名子

         残雪にスパッツ忘れを悔やむ


      山行実施日;
2010.05.28-29
      参加メンバー;Te.I.

八年前に計画して五月二十四日に出かけるも、赤薙山奥社跡付近で登山靴のソールが両足とも剥がれてしまい、女峰山から唐沢小屋で一泊、小真名子山〜大真名子山への縦走を諦めて、二荒山神社へ下山した。今回はそのリベンジで時期も同じ五月にして出かける。リフトで小丸山へ向かう途中のゲレンデに色鮮やかにツツジが満開、赤薙山の手前では山桜が可憐に咲いていて、暫しのお花見を楽し。谷筋や日陰には残雪があり、一部登山道にも残っていて踏み抜くと登山靴の中に雪が入りその度に靴を脱ぎ履きしてしまう。天気も上々で女峰山山頂では暫し濡れた靴下を乾かしながら昼寝を楽しむ。唐沢避難小屋は本日貸切で早速宴会に突入する。
 翌日も天気予報が外れて(下界は雲がかかって小雨状態だったらしい)山の上は良い天気が続いた。帝釈山への稜線は北側に残雪があるものの、尾根筋にはほとんど雪もなく順調に歩ける。富士見峠への下りになると途端に雪が残っており、前日以上に靴の脱ぎ履きの回数が増える。スパッツを忘れたことを悔やむ。小真名子山への上りはガレ場で順調に上るが最後に雪が出てくる。下りにも残雪があり難渋する。大真名子山は残雪の山状態、目印を見失いように、雪を踏み抜かないような処を探しながら難行苦行の連続だった。夏山なら順調に上れるだろうにと、またもスパッツの忘れを悔やむ。最後の志津乗越へは雪もほとんど無く順調、林道歩きも退屈だが下る一方なので惰性で歩く。下界は太陽が無むく少々薄ら寒い。温泉に入る予定を止めて東武日光駅前で湯葉刺しにて打ち上げ、ほろ酔い気分で帰る。