まずは背負い懸垂を教えて頂きました。高坂さんの背負い懸垂はやっぱり体重差があり過ぎて無理でしたが。スリングを使ったもの、木をザックに通して安定させるやり方などをして背負ってトレーニング。皆さんペアになって真剣に練習していました。
次の設定は「リードでトライしていて落石等で怪我をした」というもの。 ビレーヤーは、仮固定→自己脱出→登り返し→流動分散支点作り→振り分け救助→介助しながらの懸垂下降という工程を確実にこなさなければいけません。実際の場面になると、「あれ?何するんだっけ?」と頭が真っ白になってセルフを取り忘れたり、フリクションノットやプルジックがうまく固定できなかったりと問題点がたくさんでてきてしまいました。