戻る

城ケ崎海岸   ドリルストーンの感触は?

山行実施日;3月15日
参加メンバー;hama、Lantana、Ma.S、To.F、Ki.F、Ki.W

3月15日F田さんに誘われて城ケ崎海岸にまた出かける。前回12月に歩いた自然観察路、半分しか歩けなかったからその続きを歩くと言う。ポットホールをまた崖上から見てピクニカルコースを歩くんだなとのんびり気分でカメラも携帯も忘れて家を出る。

 いがいが根に着くと何だか懐かしい。初めてポットホールを見た感激を思い出す。と、ある青年に話しかけられる。「ポットホールを知ってますか?」知ってるも何もそれに出会うために私はどれだけの時間を費やしたことか。「僕はたまたま地質学者みたいな人に教わったんだけど感動ものでしたよ。」「ホントホント。すごいですよね。」

 意見の一致を見てひとまず別れポットホールを拝みに行く。ああ、いつか触りたいなあ…そばですべてを見たいなあ…と思いにふけっていると、先ほどの青年が後ろから来て、しかもすたすたポットホールに向かって崖を下りて行く。えっっ、降りられるの? おっかなびっくり着いていくと、「ここは急だから向こうから回った方がいいですよ。」言われた通り回って、でも「どこから降りられますか?」臆病な私。「ここから、気をつけて…」「この岩そんなにすべらないから」「周りの濡れてるのは滑るから何かにつかまって」至れり尽くせりのアドバイス。

そしてとうとうその感激の一瞬は来たのでした。

大きい! ドリルストーンはともかく大きい! そしてその感触は暖かかった。岩を暖かいなんて変な話ですが、私はそう感じました。ざらざら、そしてつるつる。表面には大小様々な傷があり、ポットホールとドリルストーンの隙間からは海が見えました。4000年の波が作った芸術作品。

 戻る時も青年は安全を見守ってくれました。あなたは神様・仏様。

 で、さぞや満足したかというととんでもない。なんでカメラ忘れたの? 悔しい。もう一度行って触って堪能したい。写真に撮りたい、だきしめたい。もうルートはわかったから大丈夫。という訳で三回目を画策する今日この頃です。

                 (Lantana記)


これは私の撮ったものではありません・・・)