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大宮労山 山行報告
報告日 2016/04/02 報告者(日高)
山名・目的
尾瀬 西山〜坤六峠
山行日
2016/2/2628
リーダー
M
参加者
S木、K藤、K坂、Y城、K池、H
コースタイム
2/27 林道ゲート7:3513:50西山14:05-14:25テントサイト
2/28 6:30テントサイト-7:30 P1779 7:45-8:08坤六峠8:30-8:56 P1779 9:10 -9:34 P1778 9:40-11:25鳩待林道-12:09林道ゲート
山行報告
2/26 三台の車でスノーパーク尾瀬戸倉スキー場駐車場の端っこにコッソリテントを張り、宴会。やっぱり日付が廻ってしまった。

2/27 5:30に起きたが、鳩待林道ゲート前に移動して歩き出したのは7:30を廻っていた。起床後、1時間で出発しないとダメだとリーダーが叱責。
備考



Shape394西栗橋を渡ってすぐ左側から入る林道に入り、西山東尾根に取り付く。

Shape429例年に比べ圧倒的に少ない積雪の西山東尾根を歩行。
Shape455途中で弱層テストを実施してウィンドスラブを確認。改めて雪被の踏み抜きの怖さを実感した。
Shape500西山の山頂直下の左側は雪被、右側は雪崩の恐れのある急斜面。一歩一歩気をつけながら歩行する。ようやく達した西山は好天のせいもあり、よい展望に恵まれた。燧や武尊山も確認できてよかった。
Shape592
Shape594Shape595Shape596さて、時間が結構経ってしまったので、山頂から僅かに北の稜線を辿り、西風を避けられる尾根の陰に良い平場があったので、ここにスタードームテント8人用(実際には67)を設営。楽しい団欒の一時を過ごす。私はクッソ重い武井のパープルストーブを担いできたが暖房効果は抜群であった。Shape7332/28 4:00起床、6:30出発。今日も望外の快晴だ。メロウな斜面を辿る。Shape7731779ピークに荷物をデポし、空荷で坤六峠を目指す。誰も踏まれていない雪原をトレースするのは快感だ。たどり着いた坤六峠は、夏や秋の混雑期が嘘のような静寂に満ち満ちていた。

Shape861元々の計画は笠ヶ岳登頂だったが、今回はここまでだ。1779ピークまで戻る。さて、これからの下山は1778ピークまで稜線を歩き、そこからイシゴネ沢と西栗沢との間の尾根を下降しようという計画。地形図を見て、これなら下れるかと思ったのだが、実際には誰も下っていないので判らない。下降ルートを誤ると沢に入り込んでしまい非常に危険だ。リーダーの指示の元、皆で地図を見て注意する高度を確認しあい、それぞれの順番役割もチェックして下降開始。
Shape1076注意すべきポイントは高度1460mで南側に入り込まないことと、高度1300mで北側に入り込まないこと。いずれもGPSで高度を確認しつつ、少しそれより高い高度で事前に緩くターンをして下降をしていった。これが効を奏したか、特に危ない所もなく緩い傾斜の尾根の下降を継続しつつ、鳩待林道に到着、いやあよかったよかったShape1231
Shape1233Shape1234
今回のルート軌跡。時計回りに周回しました。改めて見ると下降路は結構絶妙なルート取りをしたと思う。